SSブログ

最初の病院にて [脳腫瘍(髄膜腫)]

N総合病院の脳外科では、診察→造影剤を使ったMRI検査と、1週間ほどでトントントーンと進んでいきました。
この間、仕事が暇だったこともあって、髄膜腫についてネットで調べ、髄膜腫はそのほとんどが良性腫瘍で比較的予後が良好であることがわかりました。
また、治療の選択肢としては、①開頭手術、②放射線治療、③経過観察の3つがあり、それぞれのメリット・デメリットがあることがわかりました。

ここまで勉強して、「開頭手術は髪を剃らなきゃいけないし痛そうだし嫌だな」と思いながら、MRI検査の結果を聴きにいきました。
検査の結果は、①髄膜に腫瘍ができているように見えること、②脳との境界が比較的明瞭であること、③髄膜腫特有のDual Tail signが見られること、からほぼ髄膜腫で間違えないという診断でした。
正確には、脳の右側の円蓋部にできた「円蓋部髄膜腫」で、大きさはざっくり測って35mm程度。

今後の選択肢としては、上記の3つの選択肢が示され、それぞれのメリット・デメリットの説明をされました。

①外科的手術の場合
 メリット:腫瘍を摘出できるから、完治が期待できる。
 デメリット:手術による後遺症が残ることがある。

②放射線治療の場合
 メリット:開頭しないので身体の負担が少ないこと。
 デメリット:放射線を照射することによる脱毛等が発生する可能性がある。

③経過観察
 メリット:何もしないので身体の負担が少ない。
 デメリット:いずれ摘出することになるかもしれない。

ここまでは想定内です。
これを踏まえた上で脳外科の先生はどの治療をお勧めするのかしらと、思っていたら、

先生:この3つの方法のどれでもいいと考えますが、どれにしますか?
私:(え??いきなりどれにするかですって?!そんなの選べるわけないじゃない!!)
先生:・・・
私:どれを選べと言われても・・・今、ここですぐに選ぶのは無理です。しばらく考えてさせていただけないでしょうか。
先生:もちろんです。結論が出たらまた来て下さい。でも、長くは置かないでください。必ず来て下さいね。

すぐに結論を出さなくて済んだのでホッとしたところでこの日の診察は終わりました。
ところで、N総合病院は放射線治療を行う装置を持っていないことを事前の調査で知っていました。
そこで②を選択した場合、どうなるかを聞いたところ、その場合、更に別の病院へ行ってもらうとのことでした。
念のため、その病院の名前を聞いて、この日は帰宅しました。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

世田谷ボロ市へ初参戦転院を決意 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。